テーマ 「念仏〜今、私が出遇うべきもの」

「お笑いの見方」


 こんにちは。私は「お笑い」が大好きで、よく見たり聞いたりします。

 毎年毎年新人と言われる芸人さんが登場し、面白い芸人さんもいれば流行語を出す芸人さんもいます。一方、以前は毎日のようにテレビやラジオ出演していたのに最近はほとんど見かけなくなった芸人さんもいて、一発芸人と言われる事もあります。また、吉本新喜劇を見ていると世代交代はあるものの、今でも現役で活躍している人もいれば、名前は分からなくても昔からずっと出演している人もいます。
 そう考えると「お笑い芸人」といっても様々な人がいます。最近、ラジオを聞いていた時に「今が旬なら、旬を思いっきり楽しみます」と言っていた芸人さんがいました。その芸人さんにとっての旬とは沢山の人から注目される事だと思います。

 世間で注目される事をよく「脚光を浴びる」といいます。「脚光」とは辞書で調べると、
「舞台の前面の床から俳優・歌手などを照らす光線」とあります。

 私はその意味を知り、すべての人を平等に光で照らしてくださるという、阿弥陀さんのはたらきかけの事を思い出しました。
 仏説阿弥陀経には「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」と説かれています。その意味はこの場合、それぞれの芸人さんが、それぞれの持ち味や色を持って輝いているという阿弥陀さんからのメッセージと受け取ることができます。そして「微妙香潔」という言葉を、「それぞれの芸人さんが共に輝き照らし合う」というふうに味わうと、阿弥陀経の中のお言葉というのはとても身近に感じる事ができ、改めて深みがある言葉だなぁとハッと気づきました。

 芸人さんには旬な人もいれば旬じゃない人もいますし、新人さんがいれば大御所芸人さんもいます。面白くないはずなのに何故か頭に残る人もいますよね(笑)。脇役的な存在感の人、実はその役こそがその人にしかできないポジションだったり。芸が面白い面白くないで判断するのではなく、その人自身の輝きを見てみると実はすごく面白かったりします。そう気づくと、「お笑い」の見方が変わるかもしれません。見ている立場から言えば面白い方がいいですけどね。

 そんなつぶやきでしたが最後に歌います。

 阿弥陀さんの言葉をあなたにあ〜げる、あったかいんだから〜♪

 合掌 
   
弘願寺 本多 宏紹